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やっと届いたズミクロン。

  • 執筆者の写真: Shinkichi Nakagawa
    Shinkichi Nakagawa
  • 2021年6月26日
  • 読了時間: 2分

ドイツから購入いたしました、summicron 35mm メガネ付き、本日届きました。  久々に、清水でした。  ところで、メガネ付き、って何?、と思われる方が多いでしょうから説明いたしましょう。  Leica社は、1954年、M3と言う、当時としては世界最高峰のレンジファインダーカメラ(そこを説明すると、ますますめんどくさいことになるので、Wikipedia とかで調べてください。)、を発売いたしました。  レンジファインダーカメラは、その構造上、ファインダー内のフレームが固定されているので、規格にあったファインダーのレンズを使わざるをえない時には、外付けファインダーを使わざるをえないのでした。  と、いうわけで、M3 には 35mmのフレームがないので、ぶーぶー文句を言う人が出てきました。  そんなわけで、誰が考えたかは知りませんが、Leica社内には魔改造を思いついた人がいたんですね、きっと。  それは何かというと、レンズの上部に、距離計用のアタッチメントをくっつけて、重たいながらも、50mmのフレームを35mmのフレームに無理やり倍率を変えるという、画期的な(?)レンズを作ってしまったのです、Leica社は。  俗に、8枚玉、と呼ばれるこのレンズは(もちろん、メガネなしのタイプもあるのですが。)撮らなきゃ分からない美しさがある、と言われるわけです。  さて、同じ 35mm、メガネ付きには、summmilux (開放 1.4 )という、これまた銘レンズがあるのですが、考えたのです、ワタクシ。  summilux の最高の持ち味は、開放時にあると言われており、絞ると優秀ながらも、持ち味を失ってしまう、と言われているのです。  確かに、ワタクシ、今、summicron 35mm を持っております。  しかし、言われているほど、それほど優秀さを感じません。  それに、summilux で開放で撮る、ということは、ほとんどないと思われます。  だったら、同じ summicron 35mm を手に入れて、その違いを検証してみようじゃないか、と考えたのです。  、、、で結果。。。  すごいわ、メガネ付き。  M9-P (デジタライカ)で撮っただけですが、なんか全然違います。  言葉には、なんかできないんですが、何かが違います。  カラーで撮ってもそうなんですが、モノクロだと、なおのこと、何かが違うんです。  久しぶりに、これでガンガン撮りたいわ、と思わせてくれるレンズでした。  清水から飛び降りた甲斐がありました。  大事に使います。  ありがとう、Leica社。  ありがとう、ドイツのロバーツさん。

 
 
 

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